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エックスサーバーで別のドメインを取って新しくWordPressを立ち上げたい
そんなWordPress初心者さん、主にこれからホームページを作りたい個人事業主さん向けに記事を書いています。
もしまだエックスサーバーの契約をしていなければ、申し込みするだけ!10分で全てが完了するクイックスタートを使うのが一番速くて簡単です。


- ドメインを取得する
- ドメインをサーバーパネルで設定する
→1時間以上あけて③へ - WordPress簡単インストールをする
- 常時SSLの設定をする
- WordPressやプラグイン・テーマをアップデートする
こちらを一つずつ解説していきます〜!
- エックスサーバーのログイン情報(最初に届くメール)
- クレジットカード(コンビニ払いなども可能)


- WebデザイナーとしてWordPressサイト制作実績(20件以上)
- 全11回のホームページ作成講座運営(2019年)
- 個別レッスンなどで20名以上の方にWordPressレッスン
を行ってきたWebデザイナー&Web活用アドバイザーのリエ( @olioli_web )が書いています。
\動画でサクッと見たい方は/
記事ではより詳しく解説していますので、じっくり取り組みたい方は記事を読んでいただくのがオススメです!
①エックスドメインで独自ドメインを取得しよう
まず独自ドメインを取得していきます。
独自ドメインとは?
最初に少しドメインについてご説明します。
独自ドメインとは・・・
ホームページのURLのことです。
例えば今見ていただいている私のこのサイトは
freelance-mama-life.com
これは世界に一つの住所のようなもので「オリジナルの名前(英数字)」と「.com(他にも.jpや.netなど色々ある)」との組み合わせで構成されています。






- 屋号名・個人名
- サービス名や地域名を入れても
- 短くて覚えやすい(3文字以上63文字以内)
- 半角英数字(A~Z、0~9)
- 半角のハイフン「-」
※日本語も使えるのですが、記号変換されてしまうためオススメしません



エックスドメインでドメインを取得する
この「独自ドメイン」を売っている会社はたくさんあります。
今回はエックスサーバーを契約しているという前提で進めていきますので、エックスドメインというエックスサーバーの中のサービスを使います。



まずエックスドメイン(エックスサーバーの中のドメインサービス)にアクセスします。
↓エックスドメイン公式サイト
https://www.xdomain.ne.jp/
▲トップページの右側にある、取得希望のドメイン名を検索というところに取得したいドメインを入れてみます。



そうすると次の画面で以下の画像のようになると思います。
検索結果で希望の「.com」などが「取得可能です」になっていればOK!
「取得できません」となっているものはすでに使われているドメインなので取得できません。
ちなみに「.ドット」以下によって値段が異なります。
一般的なドメインの価格です
↓↓↓
2020.6時点
.com・・・858円/年
.net・・・1298円/年
.jp・・・3102円/年
.xyz・・・33円/年
.site・・・99円/年



あまり馴染みのないドメインだと「怪しい!」と思われてしまう場合もあるので・・・
もしすでに取得されていて希望のドメインが取れない場合は、
- 「.ドット」以下を変える
- 「ハイフン(-)」をいれたりして微妙に変える
という方法で試してみましょう。
取得するドメインを決めたら、左にチェックをいれて登録年数を選び「取得手続きに進む」を選択しましょう。
登録年数は任意ですが、例えば1年を選ぶと1年後に更新をすることになります(あとで自動更新の設定もできます)。
次の画面で、右側の「Xserverアカウントをお持ちの方」からログインをします。
▲このログインIDとパスワードですが、エックスサーバーを契約した時に届いたメールを探してください。
↓タイトルがこんなメールです(大切なので保護しておきましょう)!
【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ
そのメールを少し下にスクロールして、こんな箇所を探してくださいっ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】管理ツールのログイン情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エックスサーバーのご利用に必要となる管理ツールおよびログイン情報は
以下のとおりです。
───────────────────────────────────
◆『Xserverアカウント』ログイン情報
XserverアカウントID :*****
メールアドレス : ABCDE@gmail.com
Xserverアカウントパスワード : *****
ログインURL : https://www.xserver.ne.jp/login_info.php
この赤字のアカウントID(メールアドレスでも可)とパスワードが「Xserverアカウント」のログイン情報になります。



IDとパスワードを入れて無事にログインできると、このような画面に移ると思います。
ドメインの名前や契約内容を確認して、お支払い情報を入力していきます。
次の画面で最終確認です。
規約に同意するにチェックを入れて「申し込む」で完了すると、お申し込みIDが表示されると思います。
メールも確認してみると、このような「ご利用料金お支払い確認のお知らせ」というメールが届いてると思います。






②取得したドメインをサーバーに設定しよう
エックスサーバー公式サイトからサーバーパネルというところにログインをします。
↓↓↓
https://www.xserver.ne.jp/



先ほどのドメイン取得で使用した「Xserverアカウント」ではなくその下にある「サーバーパネル」ログイン情報というところになります。
◆『サーバーパネル』ログイン情報
サーバーID : ABCDE
サーバーパスワード : abcde
サーバーパネル : https://www.xserver.ne.jp/login_server.php



↓IDとパスワードを入れてログインできたらこのような管理画面になると思います。






サーバーパネルを少し下にスクロールして(もしくは右の方)「ドメイン」というところを探してください。
その中の「ドメイン設定」をクリックです。
開くと「ドメイン設定一覧」のタブになっているので「ドメイン設定追加」というところをクリックして開きます。
ちなみに・・・
ここで初期ドメインとして入っている「****(サーバーID).xsrv.jp」というのは契約時に自動で作られるドメインです。
基本的に公式ホームページやブログに使うことはありませんが、練習やテストなどで使っても良いです。
ここのドメイン設定に先ほど取得した独自ドメインを入力します。
この時に「***.com」と「.(ドット)」のあとまで全部入れます。
左下にある
- 無料独自SSLを利用する(推奨)
- 高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)
はそのままチェックを入れておいて大丈夫です。
入力できたら右下の確認画面へ進むをクリックです。
次の確認画面で問題がなければ「追加する」をクリック。
↑このように「ドメイン設定の追加を完了しました」と表示されればOKです。
ちなみにこの画面のURLというところから青字になっている独自ドメイン(あなたのホームページのURL)をクリックして実際のホームページを開くと、このような画面で「無効なURLです」と出てきます。






ドメイン設定後、すぐに反映はされません。
設定が終わったら1時間以上空けてから次の作業(WordPressのインストール)へ進みましょう。
③WordPress簡単インストールをしよう
まず②のドメイン設定ができているか確認します。
②のドメイン設定作業が完了し、1時間以上おいて再び独自ドメイン(あなたのホームページのURL)を開いてみるとこのような表示になると思います。



この表示になっていれば進めてOKです。
※ちなみに「保護されていない通信」と出ていますが最後に設定するので今は気にしなくて大丈夫です。
設定ができているかは、エックスサーバーのサーバーパネル→「ドメイン設定」からも確認ができます。
↓この独自ドメインの後ろに「反映待ち」が表示されているときはもう少し待ちましょう。
ドメイン設定が完了したことを確認したら次に進みます。
では再びエックスサーバーのサーバーパネルを開きます。
ログインできたらパネルの中の「WordPress」→「WordPress簡単インストール」を探してクリックします。
開いたらドメイン選択画面が出ると思うので対象のドメイン(今回設定したホームページを作るURL)を選択します。
もしくはすでにドメインが選択されている状態だと上の写真のようにすでに一つのドメインが「設定対象ドメイン」と出ると思いますが、それでもOKです。
対象のドメインを選択したら右側のタブ「WordPressインストール」をクリックして開きます。
このような画面になると思いますので一つずつ入力していきます。
入力する内容は以下の通りです。
サイトURL | そのままでOK(特に何もしない) |
---|---|
ブログ名 | ホームページ(ブログ)のタイトル (例)フリーランスママライフ※変更可能なので仮でもOK |
ユーザー名 | WordPressにログインするID 英数字のみ※変更不可&セキュリティ対策のため推測されやすいものは汎用的なもの(masterとかadminとか)は避ける |
パスワード | WordPressにログインするパスワード 英数字のみ※セキュリティ対策のためできるだけ複雑なものを!後から変更は可能 |
メールアドレス | なんでも大丈夫。後から変更も可能。 |
キャッシュ自動消去 | そのままでOK(ONにする) |
データベース | そのままでOK(自動で生成する) |
パスワードに関しては、WordPressのセキュリティを守る上で特に重要なので複雑なもの(英数字、大文字小文字を混ぜて12文字以上)にしましょう!
良いものが思い浮かばない人は、パスワード生成ツールなどを使って作るのもオススメです!
↓強度はカスタム、記号のチェックを外し、12文字以上で作りましょう!
参考までに、こんな感じ↓↓で入力したら「確認画面へ進む」をクリックです。
内容を確認したら右下のインストールをクリックしてしばらく待ちます。
インストールしているので、少し時間がかかりますが画面が切り替わるまでいじらずに待ちましょう!!
通信状況にもよりますが、5分くらいかかると思います。



終わるまで大人しく待ちましょう!
↓このような画面に切り替わればOKです。
そしてこの画面の情報、コピー&ペーストするなり(心配な方は印刷しても!)して必ず大切に保管しましょう。
- ユーザー名
- パスワード
- MySQLデータベース名
- MySQLユーザー名
- MySQLパスワード
WordPressのログインに必要なのは、ユーザー名&パスワード(自分で決めたもの)ですが、MySQLの情報も万が一のために必ずメモします。






でもWordとかExcelでもいいしとにかくきちんと保存されれば大丈夫だよ。
MySQL?データベースとは?
WordPressはブログ更新ができるシステムのため、たくさんブログや写真を保管・整理できるように「データベース」と呼ばれる書庫みたいなものを一緒に作る必要があります。
WordPress簡単インストールではそれを自動で生成してくれます。
基本的に直接触ることはないですが、運営していく上で何かトラブルがあった場合必要になることもあるので、念のためパスワードなどは保管しておくようにします。
せっかくなので、このままWordPressにログインをしてみましょう!
今開いている画面の中の「管理画面URL」という青字になっているところをポチッとクリックします。
そうすると、ユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入れる画面になるので、ここに先ほどメモした情報をコピー&ペーストして入れてログインしましょう。
(そのままGoogle Chromeに記憶させてしまうと次から楽です)
WordPressは、全てのサイトの管理画面が
ドメイン名(ホームページのURL)/wp-admin/
となります!






そうなの。だからこそまずこのユーザーIDとパスワードでセキュリティを守る必要があるんだよ。
ログインしてこの画面にいけばひとまずOKです!
まだ完了ではないので、次へ進んでくださいね〜!
WordPressと実際のホームページは開いたまま、またエックスサーバーのサーバーパネルへ戻ります。
④常時SSL化をしよう
しかしまだ続きますのでもう少し頑張りましょう!
次にホームページが「保護されていない通信」となっていたものを「保護されている通信」に直す作業をしていきます。
(1)SSL化ってなに?
まず実際のホームページを見て確認してみましょう!
WordPress管理画面左上の「家のマーク:ホームページ名」にマウスを持っていきます。
(この画面でいうと「おうちWeb教室」と書いてあるところ)
「サイトを表示」をクリック!
(右クリックして「新しいタブで開く」にすると管理画面と実際のホームページと同時に2つひらけます)
この状態でURL(アドレス)が入っているところを見るとおそらく「保護されていない通信」になっているかと思います。
こちらを「保護されている通信」に直す作業をしていきます。
この「保護されている通信」にする作業をSSL化と言います。
SSL化とは・・・
SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネット上の通信を暗号化する技術のこと。
なぜ設定する必要があるのか?は、ざっくりいうと「セキュリティ対策」のためとインターネット界を仕切っている「Googleの御達しのため」です。
↓これです!
年配の方はこれが出るから「怖い!」とホームページを閉じてしまう人もいらっしゃると聞いたこともあります。
保護されていない通信は、http://freelance-mama-life.com
保護されている通信になると、https://freelance-mama-life.com
になります。
→WordPressをインストールする最初の段階で必ず設定しておきます



(2)サーバーパネルからドメインのSSL化の確認をしよう
まずあなたのホームページのドメインがSSL化されているか確認してみましょう。
先ほどから開いている、エックスサーバーのサーバーパネルのドメイン→SSL設定を開きます。
▲あなたのホームページのURLを選択して「無料独自SSL一覧」というところに出てくれば問題ありません。
(万が一ここで出てこない場合は、「独自SSL追加」というところから設定する必要があります)
(3)サーバーパネルから「.htaccess」の編集をしよう
次に同じくサーバーパネルの中のホームページというところの「.htaccess」をクリックします。
▲ドメイン選択画面になったらあなたのホームページのドメインを「選択する」(もしくはすでに選択されていた場合は、画像下の画面になると思います)をクリックします。
そして右の「.htaccess編集」というところをクリックして開きましょう。



上級者向けって書いてあるし、なんかわけわかんない暗号出てきたし・・・・



確かにちょっと怖いけど触るのは最初の設定の時だけだよ。
この通りにやればおかしくなったりしないから安心して〜!
.htaccess(ドットエイチティーアクセス)の中に以下の文字を貼り付けます。
↓このピンクの枠の中をそっくりそのままコピーしてください!
(ctrl+Cでコピーできます)
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
<参考>Webサイトの常時SSL化 (エックスサーバー公式サイト)https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php
↓そしてこの画像のように一番上に貼り付けます。
ここで一番先頭に貼り付けないと正しく動作しないので注意!!!
(ctrl+Vでペーストできます)
▲元々文字が入っていますがそれらを消さないように上に少し空行をあけて貼り付けます(空行は入っていても問題ないです)。
できたら「確認画面へ進む」です。
確認できたら右下の「実行する」をクリック。
このように「.htaccessの編集が完了しました」と出ればOKです。



・・・でこれって何をやったの?
最初に説明したSSL化(httpsにする設定)だけでは、一見保護されている通信になるのですが実はちょっと不十分なのです。
基本的には問題ないのですが、仮にhttpでアクセスをしたら「保護されていない通信」と出てしまいます。
なので常にhttps、保護されている通信でアクセスしてもらうためにこの常時SSL化をする必要があります。



(4)実際のホームページで常時SSLの確認をしてみよう
では、実際のホームページをもう一度開いてみましょう。
恐らく開くときちんと鍵マークがついており、httpsになっていると思います。
こちらを一旦手動でhttpにしてみて強制的にhttpsになるか(常時SSL化)のチェックをします。
▲画像のようにアドレスバーのあたりをダブルクリックして、httpsのsを消してEnterを押してみましょう。
自動的に鍵マークがつけばOKです。
(5)WordPress側の設定を変更する
最後にWordPressの管理画面の設定をします。
WordPressの管理画面を開いて、左のツールバーの設定から一般というところをクリックして開きます。
この中の
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
を変更していきます。
httpとなっているものに「s」をつけてhttpsにするだけです!
できたら下にスクロールして「変更を保存」すると再びログイン画面になるはずです。
再度ログインしてみます。
ログインすると「変更を保存しました」となっており、アドレスが「https」にちゃんとなっていると思います。
これで常時SSL化の設定は全て完了です。
ここで触った一般設定の中の
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
については、基本的に初期設定のこの操作でしか触ることはありません。
特にWordPressアドレスを間違って変えてしまったりすると、画面が真っ白になったりもするので基本的に今後は触らないようにしましょう。



ここまでくればもう大丈夫だよね!



ここまでできれば素晴らしい〜!難しいことはクリアした感じ。
やっとスタート地点に立った感じで終わりではないけどね(笑)
⑤WordPressやプラグインをアップデート(更新)しよう
最後にWordPress本体やプラグインのバージョンを確認していきます。
ここまでくればもう簡単。
あと一息です!
管理画面左上、ダッシュボードの下の「更新」というところを確認すると恐らく赤字で数字が出ていると思います(出ない場合もあります)。
「更新」をクリックして開きます。
▲まずWordPress本体のアップデートが必要な場合は更新します。
「今すぐ更新」をクリックして少し待つだけ。
このような画面(バージョンによってデザインは変わります)になればOKです。



再び、「更新」というところをクリックしてもらうと下の方に
- プラグイン
- テーマ
こちらも更新してください〜というメッセージが恐らく出ていると思います。
練習も兼ねて更新してみましょう。
▲画像のようにチェックをいれて「更新」をクリックするだけです。
とりあえず全部更新してしまってOKです。
「更新に成功しました」と表示されればOK。



プラグイン→WordPressに様々な機能を追加するアプリみたいなもの。
テーマ→WordPressのデザインを作るテンプレートみたいなもの。
です。
これは別記事で詳しく解説していくのでここでは「ふ〜ん」くらいに思っていただけたらOKです。
これでWordPress簡単インストールの全ての操作が完了です。



エックスサーバーのWordPress簡単インストールまとめ
お疲れ様でした。
最後にもう一度手順をまとめます。
- ドメインを取得する
- ドメインをサーバーパネルで設定する
- WordPress簡単インストールをする
- 常時SSLの設定をする
- WordPressやプラグイン・テーマをアップデートする
少し大変だったかもしれませんが、一番難しくでも一番重要なところなのでゆっくりじっくり進めてみてください〜!






基本的にサーバーを契約すると複数のWordPressのサイトが作れるよ(サーバーのプランにもよりますが)。
慣れるとサクサクできるはず〜!
↓次のステップはこちら!


↓もっと簡単にWordPressを始めたい方はクイックスタートを利用しましょう


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